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妹スク|本気語り




8月某日。
はむはむソフトスタッフである下地和彦が、とあるソフトメーカーの方と対談させて頂いた。

そのソフトメーカーは、


ジョーカー!!!!

そう。あの日焼け後、スク水の滴りがまぶしい「恋夏〜れんげ〜」を製作しているブランドである。

そして、そのゲームの製作監督をされている大洲五郎氏は、
かつてCIRCUS フェティッシュチームにて、
かの有名な直球ソフト、「すくみず 〜フェチになるもんっ!〜」を製作された人であることは言うまでもない。

つまり、「スク水ゲーの第一人者」である。

そう──、これはそんなゲームを製作された皆様との会談の模様──
はむはむソフト、一世一代の「挑戦」の記録である。

(がんばって対談するぞー!という意味の)








今回の対談の模様は、JOKER様のホームページの方でも
同時に公開されています。そちらを読むとまた新たな発見が!?







──「なんでスク水なの?」という問いに

いきなりですけど、
はむはむソフトさんはなんでデビュー作にスク水ものを持ってこようと思ったんですか?

スタッフ全員がスク水好きだったからです。それと僕が資料用にスク水を持っていたし(笑)。

資料用!?

はい、あくまで資料用です。いやごめんなさい、僕がプライベートで持っていました。

いやいや、それ当然ですよ(笑)。

ねえ、当然ですよ。

でもね、僕は常々思うんですけれど、
「なんでスク水なんですか?」って訊かれること自体が心外なんですよね。

その気持ち、よーくわかります。
「なんでスク水にこだわったゲームを作るのか」なんて質問は、スク水に失礼ですよ

僕が『すくみず』の企画をサーカスに持ち込んだとき、「なんでスク水なの?」なんてリアクションが来るとは思わなかったんです。当時お菓子系の雑誌を買っていたんですけれど、スク水のグラビアなんか当たり前のように掲載されていたんです。
だからスク水というのはポピュラーなものなんだという認識だったんですね。ところがエロゲー業界では、変な騒ぎになっちゃって、僕なんか「あれ? なんで?」って思ったものですよ。

うんうん、僕も『すくみず』の告知を最初に見たときに、特別な作品とは思っていませんでした。自分の趣味の範疇でもあったし、「ようやくスク水を前面に出すソフトが出てきたな」くらいに受け止めていました。それまでシチュエーションのひとつとしてスク水は扱われてきましたけど、スク水だけに絞った作品があってもいいと思っていましたからね。

ほらね、ちゃんとわかってくれる人はいるんです。
それを「何でですか?」なんて問うてくるなんて、そっちのほうが理解できないですよ。


──直球型の作品について

ところではむはむソフトさんの『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』は、タイトルからもわかるようにダイレクトな作品のようですね。

僕がわかりやすい作品しか作れないんですよ。でも「スク水好きを突き詰めていったらどんな作品ができるのか」ということでデビュー作を作ってみようとは考えましたね。

スク水と妹ですからね。わかりやすい。

JOKERさんの『恋夏』は第1章からスク水が出てきますけれど、
過去の大洲作品に比べればダイレクトじゃないですよね

直球は『すくみず』でやっちゃいましたからね。『すくみず2』はスポ根要素を盛り込んだ、ちょっと変化球的なスク水作品なんです。で、もう一球くらい変化球を投げれば、次の直球の威力が増すじゃないですか。もちろんそれだけじゃないんですけれど、スク水好きにはその理屈だけで十分ですよね(笑)。


ああ、その気持ちはわかりますねえ。『恋夏』ってスク水への愛情を直接表現はしていないんですけれど、作品のそこここに偏愛を感じるんですよね。初回版のパッケージやサンプルCGを見ると、そこに描かれているスク水の日焼け跡に、ものすごい愛情を感じるんですよね(笑)。

サーカス作品に登場する女の子って、あんまり汗をかくタイプじゃないですよね。僕はデオドラント系って言っているんですけれど(笑)。それは『すくみず』でも少なからず影響したんですが、今回は新ブランドで出直しということだったので、あえて汗を感じさせる女の子を出したんです。日焼け跡は、ある意味その象徴ですね。



──作品のテーマがぶれてはいけない

そこまでスク水を愛されている大洲さんが、『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』をどう受け止めてくれているか、凄く興味があるんですよ。

いやもう「イヤッホー!」ってもんですよ(笑)。はむはむソフトさんのオフィシャルサイトで『妹スク本気語り』ってコラムがあるでしょう。その第1回目から僕は読んでいますけれど、納得できる内容ばかりなんですよ。


第1回というと「そこでスク水をなぜ脱がす!?ですね。


そう! スク水を脱がすか脱がさないか。その他、フェチものって制作上の葛藤が大きいんですよ。例えば『すくみず』でも、脱がすどころか乳首すら見せていないキャラがいるんですね。「それはないだろう」というユーザーの声もあったんですが、2作目以降を作るときに揺るがないほうがいいと思うんです。


うんうん、それは納得できます。スク水に限らず衣装系作品はずらすまで、頑張っても半裸までだと思うんです。だって脱がしちゃったら意味がないじゃないですか。

ユーザーから多少のクレームがあっても、作品的なこだわりは貫くべきです。
「ありえねえ!」という人も、きっと楽しんでくれていると思うんです。


僕らの制作面での葛藤は、スク水ではなく、登場キャラを妹に絞るかどうかでしたね。ヒロインのバリエーションを増やせば、購入対象も広くなるじゃないですか。販売面での効果なども考えたのですが、スク水が直球ですから、だったらもうひとつ直球テーマを加えてもいいだろうということになり、ヒロインは妹限定にしました。でも決定までには、かなり悩みました。

でも、それはどちらを選んでも一長一短ありますからね。
そうである以上、選んだ道で腹をくくるしかないんですよ。


インタビューを受けたりするときも、色んなことを言っていると、本当に伝えたいことがぶれちゃうと思うんです。
だから「はむはむソフトはこうだ!」と、同じ事をいい続けなくちゃな、とは考えていますね。

もちろんテーマを絞ることで離れていく人もいます。それでもわかりやすく伝えることは重要だと思うんです。とか言いながら、『恋夏』はけっしてわかりやすい作品じゃないんですけどね(笑)。


でも、あの日焼け跡を見たら、ついてくる人は多いとおもいますよ。
あれ、本当に凄いですから(笑)。


──好きな女の子が着てるというシチュが好き

下地さんは、スク水のどういう部分がお好きなんですか?


うーん、僕自身はスク水がどうこうというより、
「スク水を着ている少女」
が好きなんですよ。

おお! やっぱり仲間だ!(笑) でもね、スク水は今年来ますよ! ブレイクします。『うみしょー』がアニメ化とドラマ化の平行展開じゃないですか。この波にはむはむソフトさんはうまく乗れると思うなあ。僕は早すぎましたけれど。『ホームメイド』もそうなんですよね。発売から1年後くらいにメイドブームが来ているの。僕らこらえ性がないんですよ。高まったらすぐソフトにしちゃうから(笑)。

でも、僕らもタイミングが良かっただけですよ。
企画段階では「流行と逆行している」と言われましたから。

でも、ここではむはむソフトさんが波に乗ったら、僕たちも負けていられませんよ。『すくみず3』を出して、フェチ系作品は「西のはむはむ、東のフェ団」と言われるようにならないと(笑)。

僕らも『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』でシチュエーションにこだわったブランドというイメージが定着しつつありますから、今後もその方向で進めていきたいとは思っているんですけどね。

ブルマとかどうですか?(笑)

大好きです!(笑) でも会社の偉い人が、あんまりフェチ系作品に懐疑的なんですよね。
「『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』は良さそうだけど、次はスク水じゃなくて妹ものでいったほうがいいんじゃない?」みたいな。

でもブルマはいま作らないとまずいんですよ。スク水は現役だから見ている人がこれからも出てきますけれど、ブルマはもはやアニメや写真集の中だけの存在ですからね。リアルタイムで経験していない人がユーザーになってきていますから。この文化を伝えなければならないんです(笑)。

そうですよね。そういうシチュエーションの中から匂い立つようなエロスってあるじゃないですか。それをゲームにしていきたいと考えているんです。

しかも、それを学園ものでやりたいんです。僕の学生時代、プールの隣に物置があったんです。そこに荷物を運んでいると、夏なんかは水泳部の女の子が声をかけてくるんですね。彼女たちは水着姿を見られるのはなれているからなんとも思わないんでしょうけれど、僕らは煽りアングルで水着の女の子と接近するなんてドキドキですよ。クラスにいるときとは雰囲気が違いますから、まともに見ることもできませんでした。それを思い出すと後悔ばかりです。「もっとじっくり見ておけばよかった」って(笑)。そんな切ない学生時代を送った人はたくさんいると思うんです。そこに思いを馳せてもらうためにも学園ものにしたいんですよ。

わかりますねえ。青春へのノスタルジーじゃないですが、そういう切ない思い出を昇華させらるソフトを作りたい。今思えば、エロゲー的なシーンって少なくなかったんですよ。プールから上がった女の子が、自分のすぐ近くで濡れた髪を整えていたりとか(笑)。

僕の高校時代、水泳の授業は男女合同だったんですが、「ここ、女子が通るから向こうに行こうぜ」とか言っていたんですよ、僕ら。思い返すたびに「アホか」と言いたいですよね。じっくり見ておけ、と(笑)。

フラグ、へし折りまくりですよ。


──スク水=誰もが持っている青春の思ひ出

ところで大洲さんは、ご自身がスク水少女好きだと自覚したのはいつからですか?

僕はやっぱりお菓子系雑誌が増えた10年前くらいからですね。スク水系グラビアが増えてきた頃。実際、どの雑誌を買うかはスク水グラビア次第だったですから。

僕はエロゲー業界に入ってからです。だから入り口は二次元なんですよ。スク水エロCGを見て「これはいい!」って思い始めてから、三次元のスク水にも興味が出てきたんです。

ということは、エロゲーユーザーにスク水少女の良さを啓蒙することは可能ということですね。

僕という結果がおりますから(笑)。二次元から入って、「ああ、あの頃、こんなことがあったんだ。じゃあ、もう少し頑張れば……」みたいな。だから大洲さんの言われることは良くわかるんです。

実際に見ているのは大きいんですよ。例えばメイドさんって、誰もがリアルな思い出を持ってはいませんよね。スク水は男女を問わずそれにまつわる思い出を持っているんです。実際、サーカスのスタッフでも、女の子のほうが思い出やエピソードが多いんです。

ウチもそうですね。スタッフ4人のうちふたりが女性なんですけれど、
彼女たちに様々な情報を出してもらっています。

でも、メイド服や他の衣装に比べて、スク水って地味なんです。その分、原画家さんやグラフィッカーは大変ですよ。色彩が地味なだけに、グラフィッカーには腕が問われるし、ボディラインがはっきり出るから原画家も技術的なごまかしがききませんから。

しかもプールサイドだけじゃないですからね、スク水を着ているの。『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』は好きになった女の子がスク水を着てくれるという話ですから、ありとあらゆるシーンでスク水なんです。だから原画家やグラフィッカーは大変だったと思いますよ。

そういうシーンが好きなんですね。

大好きです。もちろんプールのシーンも好きなんですけどね。

それはしょうがないですよ。犬とネコ、どっちが好きか?と訊かれるようなものですから。

どっちも好きなんですよ。でも、あえて選ぶならってことでね(笑)。

はむはむソフトさんは広報が女性じゃないですか。これって資料を集めるのが楽そうですよね。『すくみず』では女性用の競泳水着を入手するのが大変でした。ブルセラショップでも手に入るんですけれど、バカ高いんですよ。それでスポーツショップに行ったんですが、競泳水着を売っているような本格店舗に男が入って女性用水着を購入するのはハードル高いですよ。僕は挫折して逃げ帰ってきましたからね。

それで、どうされたんですか?

嫁さんに買いに行ってもらいました(笑)。

ウチはネット通販ですね。スク水からしましまパンツまで、なんでも手に入りますから。

いい時代になりましたねえ。

でも資料代だけで、けっこうな出費になっちゃいましたけれど(笑)。

──こんな皆様にプレイしてもらいたい!

『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』ですが、こういうユーザーにプレイしてほしいというのはありますか? まあ、もちろん誰でも買ってくれれば嬉しいんですけれど(笑)。

そうですねえ……『妹スク本気語り』の第1回目でも書きましたが、AVなどで最後にスク水を脱がすことに納得がいかない人にプレイしてほしいですね。1回に限らず『妹スク本気語り』に納得できる人ならば『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』は面白いはずです。

『恋夏』は2.3次元を狙おうという話をしていたんです。ネタはディープなんだけれど、エロゲーだけではなくエロ漫画や実写ものも楽しんでもらえる人に買ってほしいですね。

『恋夏』といえば、第3章のサンプルCGで、逆光の中でキスしているのがありますよね。あれいいなあって思いました。

レズものは──3章は厳密にはレズではないんですが、キスシーンが印象的なんです。だからそこにはこだわりましたね。僕としては、3章は女性にも読んでほしいんです。それくらいのクオリティはありますよ。

3章ってレズものではなく、女の子同士の友情の延長って感じですよね。私は女子校出身だったんですけれど、レズじゃなくても普通にキスしているコっていましたよ。友だちのリップとか平気で借りていたし。そういう微妙な距離感や関係性が描かれているみたいで期待しています。

すみません、弊社広報が突然出てきました(笑)。

僕も『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』の情報をチェックして訊きたかったんですけれど、スク水に巨乳ってどう思われますか。作品では巨乳系が一人しかいないみたいなんですが、僕はアリなんですよね。スク水ロリなのに巨乳というギャップがたまらない

僕もありです。スクール水着、とくに旧スクというのは少女が着ているというイメージがありますよね。そんな女の子が巨乳だったらステキじゃないか、ということです。大洲さんと一緒で、そのギャップがいいんですよ。変態っぽいかもしれませんが、みんなそういうエロスに反応する部分は持っているんです。それを表に出してくれるのがエロゲーなんですよ。

──さいごに

あ、あれ、もうこんな時間だ。終電がなくなりそうですよ。

スク水談義をしていると時間を忘れちゃって困るんです。

お店の人も、「あのテーブル、変態トークで盛り上がっている」って思っているかもしれませんね(笑)。そろそろまとめましょう。『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』は冬発売なんですよね。

12月下旬で動いています。

「クリスマス、お正月にスク水という提案」みたいなキャッチコピーで盛り上げてほしいですね。スク水の上にサンタ服みたいな販促イラストで。あとは「クリスマスプレゼントにスク水を」とか、女の子がスク水を着て「クリスマスプレゼントよ」とか(笑)。

妄想が爆走していますねえ(笑)。

ありがとうございます。マジメに話をすると、一緒にスク水啓蒙活動をしていきたいですね。他の作品も作りつつ、スク水系タイトルを作り続けてほしいです。そのためにも『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』には成功していただきたいですね。

頑張らせていただきます。僕たちも『恋夏』にはとても期待しています。それと『すくみず3』はぜひ出してください。これは重要ですよ。一緒にスク水啓蒙活動を頑張っていきましょう。











上記対談は、実際に大阪にてお会いした際に収録したものです。
大変貴重な体験をさせて頂きました。


日焼け後がまぶしい、JOKER様の「恋夏〜れんげ〜」は、8月31日発売予定でございます。
「恋夏(れんげ)」を訓読みすると「こいなつ」。

今年は、この作品で濃い夏を過ごしましょう!

そしてその勢いで冬まで突っ走り、12月に「妹スク」にてスク水まっしぐら……でみんな幸せ?(ぉ



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